①胞状奇胎疑い 手術後までの流れ

 


妊娠かと思ったら

 


絨毛性疾患

胞状奇胎疑い

 


でした。

 

 

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最終日生理開始日から、

計算して5週目

妊娠検査薬陽性

 


8週目に入るくらいに、

病院に行こうと思っていました。

 


7週に入った日

突然の出血で驚きを隠せず、

病院にすぐ行きました。

 

 

 

エコーの結果は、

心音と、胎児となる胎芽が見えていない。

排卵が遅ければ、まだ見えない場合があるそうです。

 


もしかしたら、病気の恐れもあるので血液検査を。

結果によって、病気の可能性が高い場合は、連絡します。

 


4日後、、、

病院から、「血液検査結果で、数値が高いものがあり、予定していた受診日より早く来院出来ますか?」

とのこと。

再受診をしました。

HCGという値があるべき数値よりとても高いそう。

そして、

エコーで見ても、

やはり心音、

胎芽は無いよう。

 

 

 

胞状奇胎は、

早く子宮から取り除いてあげることが最善の治療だそうです。

3日後、日帰り手術をすることになりました。

 


手術前日までに、

・採血

・心電図

・胸部レントゲン

・心臓エコー

・肺機能

の検査を行いました。

 


手術に関する麻酔などの同意書を

10枚ほど書きました。

 


手術前日夕方に、

手術のために膣に固めのスポンジを入れる

最初は3mm程度だが、

ゆっくり夜中までに2cm程に

広がるよう。

このスポンジは、鈍痛が続くが、

私は我慢できない程ではありませんでした。

人によっては、痛い方も居るようで、

痛み止めのカロナール等、許可をもらい

飲む人もいるそうです。

 

 

 

 


手術前日は、

夕食後夜12時過ぎからは、

固形のものは食べてはいけない。

水分は、水、お茶、スポーツドリンクを

来院予定の1時間前まではOK。

ただし大量には飲まないこと。

 

 

 

手術当日スケジュール

来院 8:30

手術 9:00  予定。

 

 

 

▪︎病院到着

 

・同意書確認

・着替え

・ベッドへ。

・体温、血圧確認

・点滴ルートの確保

・手術部位にペンで印をつけられる

 


9:00

歩いて点滴を押しながら、

手術室入り口へ。

・氏名の確認

・何の手術であるか

・アレルギーについて

・身につけているものについて

等の確認をする

 

 

 

 


▪︎手術室へ

 

 

 

歩いて手術室へ

黄緑色の室内。

ちょっと寒い。

 


手術台に横になる。

左手は点滴をしている

血圧計を右手につけられて、

片腕ずつ落下しないようにバンドで

止められる。

 


両足は、上げられて固定され

血栓が出来ないように、

定期的にエアポンプのようなもので

圧をかけられる。

 

 

 

メスは使わない手術。

だけど、手術だからと割り切っても

体勢が恥ずかしいし、

はじめての場所に、

はじめての事で、

多分緊張していたと思います。

 


嫌だなぁと思う体勢で、

もう20分位横になって待つ。

その間に、

おそらく手術の道具の準備、

手術内容の確認、点呼等を

医師やスタッフが行っていました。

 

 

 

手術ギリギリに

静脈麻酔をかけられる。

はじめは、意識があったが、

30秒位すると、ふぁっと意識が

遠のく。

 


おそらく夢の中だけど、

たまに意識戻ってきて、

血圧計の圧や、エアポンプの圧を

感じたり、

子宮内が押されている感覚が

分かったりする。

看護師さんが、痛い?とか、

医師が、何かを追加してとか、

言っている声も聞こえる。

痛くは無いけど、

意識があるのは、

ちょっと怖くて、

早く終わって欲しいと思っていました。

 


目が覚めると、

手術時間は、15分程度

麻酔時間が、20分程度と

電光掲示板に表示されていました。

 


夢の中の時間も、

10分位の感覚はありました。

 


手術は無事に終わったようで、

子宮内摘出物を見せてもらう。

液体にフワフワ何か浮いているけど、

よくわからない。

 

 

 

意識がしっかり戻ってなく、

横を向いたりすると車酔いしたように

気持ち悪い。

 

 

 

 

 

 

 


▪︎病室へ

病室まで戻り、

しばらく安静。

 

・血圧、体温確認  1時間毎にされます。

 


1時間後

トイレなどに立って良いとの事で、

短い距離を歩く。

少しクラクラするが、気をつけて歩けば大丈夫。

出血はしていてるが、

ナプキンを当てれば間に合う位。

 

 

 

3時間後

昼食をとる。

 


昼食後から、痛み止めカロナール500mgを服用。毎食後、寝る前の1日4回を3日分。

 


昼食後は、好きなタイミングで

帰宅して良いと言われました。

 

14時ごろ着替えて、会計へ。

社会保険で、3万円程でした。

 


また1週間後に受診予定です。

 

 

 

帰路は、特に痛みは無く、

行きと同じようにタクシーに乗り、

帰りました。

 

 

 

自分が手術が必要な病気になるなんて

思ってなく、話や準備がどんどん進み

実感の無いまま手術となりました。

胞状奇胎は、癌化する恐れもあるようで、

細胞を調べるようです。

細胞を調べるまでに2週間ほどかかるようです。まだ結果は出ていません。

妊娠していると思っていたところの、

出血でショックを受けて、涙が出るほど

悲しかったり、聞いた事の無い名前の病気になっていること、卵子の中には核が無く、

心音が聞こえないということ、

短期間に、信じがたいことばかり起きて、

心も体も疲れてしまいましたが、

今は前向きに考えて、身体をゆっくり休めようと思います。