⑤【侵入奇胎6クールを終えて】

 

6クールを終えて、
外注の血液検査の結果が出ました。

細かく検査したところ、

hcgの値は、0.3だったそうです。

基準値の0.5以下でした。



4クールを終えたときの、
hcg0.5の時から、きちんと基準値を下回っていただろうと
いうこと。

 

侵入奇胎の治療として、

基準値を下回り、その後1〜3クールの抗がん剤をして
一応終了とするようです。


4クールを終えてから、
5・6クールをしたので、
基準値を下回ってからのクール数は、2クール分となります。

 

 

ここで治療を一応おしまいとしても良いと医師が言っていました。

3クール分した方が、侵入奇胎をしっかりやっつけられるのでは?
医師に伝えたところ、
「絶対3クールした方がよいという根拠がない。それは患者さんが決めて大丈夫」

とのこと。


抗がん剤の副作用も強くではじめて、

できればもうやりたくない・・・。

でも、ここであと1クールやらなかったことで、
また再発とか、悪化しても嫌だな・・・。

 

 

心の中で、かなり葛藤しました。



そして、

もう1クール分やることを決意。



最後の1クールが始まりました。



気持ち悪くて、食欲もない。
動きもたくもない。
できればずっと寝ていたい。

 

 



休職はしたものの、子どもたちの
保育園の送迎や、ご飯作り、

家事は変わらずあり、
悪い体調と向き合いながら

とても辛かったです。

 

 

そして、

最後7クール目が終わり、
とりあえず、私の侵入奇胎の治療(投薬)が

終わりました。

 

抗がん剤メソトレキセートは、
副作用が弱めの抗がん剤のようですが、

人によっては副作用が強くでたり、

人によっては多少の副作用だったりするようです。
私にとってはじゅうぶん苦しい副作用でした。
医師にも、

「よくメソトレキセートを続けてうってるね。

がんばってると思います。
副作用が強すぎて、他の抗がん剤にうつして、

治療がうまくいかない方もいます。」

薬が私が耐えられるものでよかった。

副作用は、心から辛かったけど、

体に合うものでよかったと本当に思いました。

 




ただこれから、

1週間に1度の採血や、
肺転移らしき影のCT撮影などはあります。


 

 

またこれからの経過も、

お伝えしていけたらと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。